医院名 |
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みどり耳鼻咽喉科クリニック |
院長 |
鈴木 啓介 |
住所 |
〒458-0820 愛知県名古屋市緑区境松2丁目401 |
診療科目 |
耳鼻咽喉科 |
電話番号 |
052-623-3387 |
現在、日本ではスギ花粉症は国民25%以上がスギ花粉症と言われており、国民病となっております。今までの花粉症治療は、薬物治療やレーザーを用いた手術療法・減感作療法などがありました。しかしスギ花粉症に対する究極の治療法はありませんでした。2014年10月に発売されたスギ花粉症の舌下免疫療法は根本的な治療として期待されております。今まで内服薬やレーザー治療などを行ってきた患者様に関しても有効率約70%と結果がでており、内服薬を減らしたり、中止することも期待されます。(鼻アレルギー診療ガイドライン2013年版)検査・治療は健康保険の適用があり、当院でも治療可能です。
舌下免疫療法とはスギ花粉エキス(シダキュア)を少しずつ舌の下側に投与し、少しずつ体内に吸収し、免疫を整えながら体質を改善することによってスギ花粉症の症状(アレルギー反応)を抑える治療法です。シダキュアの服用方法は1日1回、少量から服用を開始し、2週間は徐々に増量しながら3週目以降は通常量を数年にわたり継続して服用していきます。初回1日目の服用はアレルギー反応の有無の確認する為、当院で行います。2日目以降は毎日自宅で服用します。舌下療法はすぐに効果が発現する治療ではありません。シダキュアの服用を継続的に行い治療していくことで徐々に効果を発揮していくため、スギ花粉が飛散していないシーズンでも服用して頂き、最低2年間治療を行い、効果を判定します。効果のある患者さまには3~5年の治療継続をお勧めしております。通院間隔は、はじめの1ヵ月は2週間に1回、以後は月1回です。
詳しいことにつきましては医師まで御相談下さい。
シダキュアは舌の下側に投与するため、舌の腫れや口の中や喉のかゆみがでることがあります。
また、報告されている主な副作用に以上のような局所的なかゆみですが、非常に稀ですが、スギ花粉症エキスを体内に服用する為にアナフィラキシーショック(じんましんや腹痛、嘔吐、呼吸困難、意識混濁)の可能性があります。そのため1回目の投与は安全のために院内で行います。
治療費用については、健康保険での診療が可能です。初回は検査などを含めて3割負担の場合、4,000~5,000円です。その後の定期的な通院の費用は他の治療や薬の処方がない場合には、当院での治療費と調剤薬局での薬代と合わせて1ヵ月あたり2,000~3,000円の負担となります。
アレルギー性鼻炎を発症する原因(アレルゲン)には、スギ花粉やハウスダストなど様々です。ハウスダストの大部分を占めるのが、室内ダニと言われております。花粉によるアレルギー性鼻炎は、花粉の種類ごとに飛散の期間が様々で症状が現れるのも花粉の飛散している時期に限られます。しかし、ダニが原因となるアレルギー性鼻炎は通年性に症状が現れます。症状としては鼻水・鼻づまりといった鼻の症状以外にも目の痒みや涙目といった目の症状も現れます。
舌下療法とはダニから抽出したエキス(ミティキュア)を舌の下に1日1回置き、1分間そっとしておき、その後飲み込みます。体内にエキスを吸収し、免疫を整えながら体質を改善することによってダニによるアレルギー性鼻炎の症状(アレルギー反応)を抑える治療法です。ミティキュアの投与方法は、投与1週目は3,300JAU錠を舌下投与し、投与2週目からは増量し10,000JAU錠を毎日1回ずつ舌下に投与します。初回1日目の服用はアレルギー反応の有無の確認する為、当院で行います。2日目以降は毎日自宅で服用します。舌下療法はすぐに効果が発現する治療ではありません。ミティキュアの服用を継続的に行い治療していくことで徐々に効果を発揮していくため、症状が出ていない時期でも服用を継続して頂かなければなりません。最低1年間治療を行い、効果を判定します。効果のある患者さまには3~5年の治療継続をお勧めしております。
詳しいことにつきましては医師まで御相談下さい。
ミティキュアは舌の下側に投与するため、舌の腫れや口の中や喉のかゆみがでることがあります。また、報告されている主な副作用に喉の刺激感や不快感・耳の痒み、非常に稀ですが、ダニエキスを体内に服用する為にアナフィラキシーショック(じんましんや腹痛、嘔吐、呼吸困難、意識混濁)の可能性があります。そのため1回目の投与は安全のために院内で行います。
治療費用については、健康保険での診療が可能です。初回は検査などを含めて3割負担の場合、4,000~5,000円です。その後の定期的な通院の費用は他の治療や薬の処方がない場合には、当院での治療費と調剤薬局での薬代と合わせて1ヵ月あたり2,000~3,000円の負担となります。